ネタバレありです。
前々から気になっててやっとまともな時間がとれたので見ました。
とーちゃんがロボになるってどういうことだよって思ってたけど、ヒロシの記憶と人格をコピーしたロボと入れ替わるっていう内容だった。
そんでなんで泣けるかっていうと要はクローン問題ですよ。人格も記憶も同じでロボットなのでどんな仕事も有能な父ちゃんか、今まで一緒に暮らした生身の父ちゃんかですよ。
なんていうかそこを掘り下げるとクレしんらしさが無くなるんだけど避けて通れない問題としてチョイチョイぶつかるんですよ。
そして今回の敵は・・・ああ、社会派アニメだなぁとつくづく思う内容でした。亭主関白を目指すのが目的で、先導するための父親としてロボットとすり替えさせるという。
家に居場所がなくて公園にいる中年男性が子連れの主婦に不審者扱いされる光景が非常にリアル。
悪役なのにどこか憎めないというより同情を誘うほど家族に虐げられてました。下北春日部警察署所長は実際には存在しないから、春日部警察署所長に対する熱い風評被害。
なのでヒロシの人格同士がぶつかる事とか全然考慮してなくて、最後負けた時に「私はどんな理由で逮捕されるんだい？」に対する返答が「人の気持ちをおもちゃにした事です！」の返しが非常に重い。
なんか最近家族冷たいなーって思う父親はみんなで見るべきだと思うんですよ。
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