長門有希は二度死ぬ
何年かぶりの「涼宮ハルヒの憂鬱」スピンオフ作品。
「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」「にょろーんちゅるやさん」に続いてついにアニメ化。
表紙しかみたことなかったけど上記二作品のようなギャグベースの話かと思いきや、
かなりしっかりとした青春恋愛モノ。
世界観は「涼宮ハルヒの消失」にでてきた長門有希の願望を元にしていると思われる。
「涼宮ハルヒの消失」にでてきた世界はパラレルワールドではないので、キョンがもう片方の世界を選択したとしてもこの話には繋がらないので「長門有希ちゃんの消失」は完全にパラレルワールド
実際長門有希の性格もちょっと違っていて、
「涼宮ハルヒの消失」の長門は人見知り、無口なのに対し
「長門有希ちゃんの消失」の長門はドジっ子、天然
前半はほとんど日常というかほのぼの恋愛に向かってるなーという感じだったけど、終盤にドジっ子長門が原作長門の性格と入れ替わる。ほとんど二重人格扱い。
そこから自分がいずれ消えるのを理解していて、思いを告げて消えるという・・・タイトル回収。
その時の流れが非常にシリアスで、ほのぼの枠と見ていたこっちからすると軽く裏切られたよう。
あと特徴としてクラシック音楽(特にピアノ曲)が多く、オリジナルのBGMも非常にそれっぽい。
たしかに「涼宮ハルヒの消失」もクラシック多かった。
恋愛モノとしてあのハルヒがちょっと身を引く描写は非常に印象的
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