この前wowwowでやってたので見ときました。
内容的にはクリスマスなので一見季節外れにも見えますが、今ちょうど長門有希ちゃんの消失をやっているので時期的にちょうどいいなーと思っていると気がついたらそれも終わりそうなので急いで視聴。
映画館で見てるんだけどやっぱり名作だった。
でもとにかく一度内容を知った上での名作なので、何も知らずにいきなり見るんだったらおすすめできない。
前半はいつもめんどくせーとかやれやれとか心の中で言っていたキョンが涼宮ハルヒが居なくなって自分の心に気付くというか、デレるというかする内容。その異変自体もハルヒがやらかしたものだと思っていて、長門がなんとかしてくれるという「いつもの」パターンで解決を試みる。
もしあらすじを説明するならここまでで、以下ネタバレ
メインになる通称「消失長門」
長門有希ちゃんの消失のアニメの長門とははっきり言って別物。
いつも眉毛が垂れてて可愛い。
「図書館で図書カードを作ってくれたキョン」という思い出を共有していて、文芸部の入部を勧める。
ただ、キョンはハルヒを選んでしまうのでフラれる。
白紙の入部届けを返した直後の顔。非常に心が痛むシーン。
京アニの表情は劇場版もあいまってすっごい動く。
世界を替えた犯人をキョンが長門に聞いた時のみくるさん(大人Ver)と(上)
犯人を長門から聞いた直後のキョン(下)
その犯人は長門さんでした。
とにかくキョンの語りが多いので考察を挟む予知は全くないんだけど、
寡黙かつ自分の行動をバグとかエラーとか言っちゃう長門に対して
キョンの修正の語りが絶妙。
まとめると、
何故世界をこんな風に改変させたか
・長門「バグ。ハルヒ達との接触によってなにかしらのエラーが積み重なった結果」
・キョン「たまにはわめたり暴れたり、お前なんかもう知らんといいたかったのだろう。ついつい長門任せにしていた俺の依存心がこいつをおかしくしてしまった。
これは長門の望みだ。こういう普通の世界を長門は望んだんだ」
なぜキョンだけとりのこしたか
・キョン「俺にどちら選べというシナリオだ」
んでなんやかんやで朝倉さんの見事なナイフ使いとヤンデレシーンも見れて、
世界が戻ったあとの病院の屋上での長門との邂逅。
なにがすごいってこの無表情からものすごく謝罪の心を感じる。静止画なのに。
キョンが雪が降ってきて「雪・・・」ってつぶやいた時に俯いた顔を上げる長門さん。
言うまでもないけどあえて言っちゃうけど、
絶対「有希」って呼ばれたと思って顔上げたよね!(いつもは「長門」で呼んでる)
キョンの発音もなかなか絶妙で見てるこっちも(ん?)ってなった。
杉田さん上手いわやっぱ。
キョンの皮膚表面に防護服を展開するためにキョンの手に噛み付く長門(上)
長門のボスに消されそうになっている事を知って、
そうなったらぜったいお前を取り戻すと誓うキョン(下)
特に意味はないけど対照的だったから並べてみた。
EDはまさかの長門さんによるBGM無しのソロ歌唱。鎮魂歌にも聞こえる。
↓これのアカペラバージョン
とにかく長門さんがいろいろ抱えてたんやなあとつくづく思う映画。
ちなみに2時間50分ある
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